韓国NCSOFTはモバイルMMORPG『リネージュM』の韓国サービス3周年を記念して新クラス「狂戦士」の実装やPCクロスプレイ対応、「マスターサーバー」構想などを発表した。
目次
3周年記念アップデート
2017年6月21日 よりサービスを開始した韓国版『リネージュM』の3周年を記念したアップデートは2020年7月8日に実施予定だ。
新クラス「狂戦士」
新クラス「狂戦士」はPC版『リネージュ』の「戦士(ウォーリアー)』をベースにリネージュMオリジナルクラスとして3周年記念アップデートで実装される。
「狂戦士」は強力な体力を持つクラスで、スキルによって敵キャラクターを押し出したり無防備状態にすることで敵の防衛線を突破し深部に入り込むことが可能だ。
その他にも自身のHPが一定以下になることで発動するスキルなどを持っており今までにないタイプのクラスになりそうだ。

新サーバー「ギルタス」
韓国では3周年を記念して新サーバー「ギルタス」がオープンする。ギルタスサーバーはプレイヤーが気軽に遊べるように既存のサーバーに存在する成長システムの一部を制限しており、段階的にこれらを解放する予定とのことだ。
なおギルタスとはリネージュにおけるボスの名前であり DKFB とは一切関係ない。
PCクロスプレイ
韓国版『リネージュM』はNCSOFTがリリースしているPC/スマホ向けゲームプラットフォーム「パープル(PURPLE)」に対応する。
「パープル(PURPLE)」は『リネージュM』の操作に最適化されており、入力遅延などが少なく快適なプレイが可能とのことだ。
「パープル(PURPLE)」 を分かりやすく説明するとNOX等のAndroidエミュレーターの上位互換だ。すでにサービスが適用されている『リネージュ2M』ではゲーム内のチャットを 「パープル(PURPLE)」 経由で閲覧・発言可能なためログの見逃しが大幅に減るため非常に便利である。

マスターサーバー
マスターサーバーは全てのサーバーのプレイヤーが協力・対決・意思疎通のできる空間だ。
なお韓国版はサーバー数が膨大でインターサーバーが複数存在しているため、インター勢力間での敵対・協力が進んで巨大勢力や新たな闘争が生まれる可能性が高い。
この点、日本版ではインターサーバーが事実上の全サーバー参加コンテンツとなっているため新鮮さはないかもしれない。
マスターサーバーには大きく分けて3つのコンテンツがあるので紹介したい。

全サーバー攻城戦「アデン城」
アデン攻城戦は全サーバーの最高血盟がアデン城の玉座を巡り戦う全サーバー単位での攻城戦だ。
この戦いに勝利した血盟には全サーバーに蓄積された税金やアデン城主だけの特別なアイテム、そして城主血盟専用狩場などが与えられる。
領土戦「英雄たちの土地」
英雄たちの土地はエルモア大陸マップを基にした血盟単位での領土占領戦だ。
英雄たちの土地はシーズン制のコンテンツで、シーズン毎に複数ラウンドが用意されている。
参加血盟はラウンドごとに攻撃する要塞を選択し、要塞ごとに最大4つの血盟が参加可能だ。より多くの要塞(地域)を確保した血盟がシーズンの勝者となる。
英雄たちの土地は血盟の強さだけでなく外交戦略や選択する要塞によって結果が変わってくるため、戦闘力だけでなく運や外交力といった要素も絡んでくるのがポイントだ。
マスターレイド「ギルタス」
マスターレイドはリネージュ史上最強のボス「ギルタス」を討伐するコンテンツだ。
ギルタス討伐を通じて最上級の武器や変身を獲得可能である。
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